「旧岩崎家末広別邸」訪問記

「旧岩崎家末広別邸」は、平成25年千葉県富里市で初の国登録有形文化財になり令和4年、今年のGW前に一般公開されることとなった。
同じ時期に別邸に隣接して、道の駅「末廣農場」がグランドオープンした。
♪ちょっと他には無い、珍しい組み合わせの歴史観光散策だった。

旧岩崎家末広別邸…末廣農場内に建設の旧三菱財閥三代目総師「岩崎久彌」(1865~1955年)の別邸…実業家久彌が晩年を過ごした終焉地となった。
■⑦邸宅を正面から外観.JPG
   ★中庭をもつ大規模な瓦葺・木造平屋建ての母屋(昭和24年建築)

旧岩崎家末広農場別邸公園
平成24年に土地と建物が富里市に寄贈され、富里市の管理となった。
■①入門扉.JPG
▲正門…平日でも一般公開され…日曜日にはガイドによる説明案内もあるらしい。

■②邸お宅説明パネル.JPG
▲説明パネル…久彌の農牧事業にかけた熱い想いを今に伝える場所です…と案内

■③入門進む.JPG
▲邸園…入り口正門から一歩を踏み入れるとこんな感じ!

■④邸宅が見えてくる①.JPG
▲左にすすむと…①木立の向こうに邸宅の側面が見えてくる

■⑤邸宅が見えてくる②.JPG
▲さらに進むと…②邸宅正面が見えてくる

■⑥邸宅を左側から外観.JPG
▲邸宅(左からの外観)…久彌は戦後の財閥解体・農地解放後、東京の本邸を離れこの別邸に移り住み、農牧改良事業に余生を捧げた。

■⑧邸宅を右側から外観.JPG
▲邸宅(右からの外観)…天井裏などを鉄板で補強した耐震構造とのこと。

●①邸宅の側面.JPG
▲邸宅の側面…厳選された材料で洗練された外観。
♪外周のガラス障子の意匠は、周囲に巡らせた聘庇とともに軽快でお洒落!

●②見学者.JPG
▲見学者…平日も一般公開(今年の春までは日曜日のみの特別公開だった)


内部は里山的景観の庭園
♪樹木が生い茂り、自然の森の中に居るような雰囲気。
●⑥中庭景観②木の株.JPG
▲離れてみる別邸…当初は松・杉・檜11万本が植えられた植林地だったらしい。

●④中庭景観①林.JPG
▲中庭の林…主屋の南に数奇屋意匠の開放的な建物「東屋」が建っている。

●⑤東屋.JPG
▲ゲストハウス兼用の東屋…杉の面皮柱やコブシの皮付き丸太で、数奇屋風造り。


「末廣農場」(大正元年開業)
久彌は養豚や養鶏中心の農牧事業に情熱を注いだ。
●⑦さくら通り.JPG
▲今は「さくら通り」の標識…久彌はハムなどの加工食も自家生産するなど、近代的農場経営の礎を築いた。

観光・交流拠点施設「末広農場」
旧岩崎家末広別邸に隣接して、今年6月オープン
♪宣伝キャッチフレーズ…「富里に来たら最初に訪れる、富里市の農の歴史や末廣農場の歴史を伝え、そして富里の今を味わえる拠点」
★①農場外観.JPG
▲農場(農産物販売)外観…特産物「富里スイカ」などを直販
♪市民の日常的な交流の場・観光の窓口となり、市内の観光につなげます…と。

説明パネルで案内(施設奥のフロアで資料展示)
「旧岩崎家末廣別邸」や「末廣農場」「久彌の人生や功績」なども説明展示
★②展示①別邸.JPG
▲展示パネル①別邸の説明「旧岩崎家末廣別邸」…♪全体として富里市の原風景を思わせる里山景観を呈した貴重な近代的日本庭園です…と!

★③展示②岩崎久弥.JPG
▲展示パネル②「岩崎久彌の人生や功績」の説明
♪久彌(三菱創業者の岩崎彌太郎の長男)は、最新の設備と機械を導入して先進的農法と農事研究採用…日本の農業牧畜研究に多くの功績を残した。

この記事へのコメント

2022年08月21日 22:08
上野 池之端の 旧岩崎邸(庭園)へ行ったことがありましたが、末廣別邸の事は知りませんでした。池之端の方は洋館と内装、特に壁紙が印象深かったです。
末廣別邸の方は、より具体的な農業事業の研究に取り組まれた場所の様で、こちらも興味深いです。時間を作って行ってみたいです。

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